亜鉛はイオン化傾向がかなり大きく、酸化数+2 が安定です。
なので 亜鉛は化合物中で常に酸化数+2 と考えていいわけです。
酸化数を明示するために元素名のあとにつけるローマ数字も普通は書かなくていい。
(ただし錯体などの場合書くこともあります)
イオン化傾向が大きい割りに取り扱いやすいこともあって
電池の負極として用いられることが多いようです。
このとき負極の亜鉛は 酸化数0 から 酸化数+2 に酸化されているわけです。
つまり負極で起こっている反応は
亜鉛(酸化数0) → 亜鉛イオン(酸化数+2)
であり、生成した亜鉛イオンは溶液中に拡散してしまうので
充電して再利用することはできない